バブルが追い風?そして起業!
停職処分を終え「復帰」したわたしに
またも「試練」が訪れるのでした!
是非、御覧ください。
ある意味開き直ったわたしは、初心に帰り「自分のやるべきことをやる!」
と気持ちを切り換え「人生で1番イヤな仕事」と思っていた「営業」に
没頭?します。
ちょうどそのころから世間は「バブル景気」という
いまでは考えられないような「超!好景気」に入ります。
とにかく株価は上がるし、土地の値段は高騰するし
金融機関もどんどん融資するし、企業は設備投資などに
バンバン資金を投入し、給料・ボーナスも上がる上がる・・・。
とてもいまの経済状況では考えられないような時期が
あったんです!
↑注:40代半ばよりも若い方は「なんのこっちゃ?」
かもですので「バブル景気」などで検索してみてね。
そんな景気が後押ししてくれたお陰で、わたしの営業成績も
順調に「ウナギ上り」伸びていきましたー!
とにかくお客さんが景気がいいので、忘年会や新年会なども
どの会社でも盛大に行われていました。
そのシーズンになると毎晩のように飲み会の「お誘い」があり
基本的に「断ることを知らない」わたしは仕事と酒の日々を
楽しんでました。
仕事もプライベートもとても楽しく過ごしていたのですが、
あるとき「ある不満」が湧いてきます。
なんだと思います?
そうなんです!
給料・ボーナスが他社と比べると、とにかく安い!
メーカー系の営業と比較すると自分の給料は約半分!?
えっ?おれの給料ってこんなに安いの?!と。
たしかに、給料日前にはいつも財布がスカスカの状態で
昼飯を食べるのも躊躇していましたからね~。
そのころになると、あの「冷た~いビーム!」を浴びせていた
常務も実績を認めてくれるようになり「頑張ってるな」と声を
かけてくれるようになっていました。
あっ!そうそう!
実はバブルと共にわたしの
第2次モテ期!またまたキタァー!!
ってのもあり2年くらい付き合っていた彼女がいたんです。
↑注:高卒ですぐ付き合った彼女とかもいたんですけどね(^^;
わたしは25歳になってたし、彼女は2つ上だったので
そろそろ「結婚」とかも考えないと・・・かな?
ということもあり「所得」に対して少しシビアに考えるように
なってたんですね。
専務(社長の息子)に給料・ボーナスの査定はどういうふうに
なっているのか?聞いてみても
「君が頑張って業績を上げているのは分かっている。
ただ、前からいる社員とのバランスもあるから
そう簡単には上げられない!」という回答。
そっか、多少「名の知れている会社」といっても
所詮は「同族会社」なんだし、自分の意見を通そうと思ったら
同族になるしか手は無いんだよな・・・。
と、考えるようになったら「やりがい」がどんどん薄れて
いったんですね。
でも仕事は「自分のためにやっていること。会社のためじゃない」と
きちんとやってましたよ!
そんなときに「メーカーにこないか?」と、ありがたいお誘いと
「一緒に会社を作らないか?」という2つのオファーが入ります。
2つの選択肢ができたわたしは、仕事上で尊敬していた先輩との
「独立起業」に傾いていきます。
いまの会社と「同業」での起業となると、いろいろと困難もあるだろうとは
思いましたが「バブル」が追い風?となり「起業」の道を選択するのでした。
さて次回は「起業!そして独立起業!!」をお送りします。