起業!そして独立起業!!PartⅡ
意気揚々と起業したのだったが…。
たったの3カ月あまりでなにがあったのか?
是非、ご覧ください!
あと2週間ほどで新年を迎えようとしている
時に「無職」になってしまった私は
「これからどうしようか?」と考えます。
計画的に退社したわけではないので、
今後のことを具体的に決めていたわけもなく・・・。
と、多少?落ち込んでいた時期に
なっ、なんと!!
コウノトリさんが現れたんですね~!
そう!そうなんです!
お子ちゃまがお腹の中に!
↑当然、わたしのお腹じゃないですよ~。
翌年の8月には「お父さん」になると決まった
わたしは感傷に浸っている暇もなく、次なる戦略に
勤しむこととなります。
退社したことを知った起業前にお世話になっていた会社から
「戻ってこないか?」と、ありがたい言葉をいただいたり、
メーカーからもお誘いをいただいたりと嬉しい限りでした。
がっ!
わたしは「独立起業」の道を選択します。
「独立起業」を選択したわたしは逆に、メーカーに取引をしてほしいと
お願いして回ることになります。
しかし、以前勤めていた「老舗」の販売店の手前もあり
ふたつ返事で取引をしてもらえるメーカーも少なく…。
勤めていた時の実績は、メーカーでも分かっていても
いざ自分で起業するとなると状況は違うわけですね。
看板を背負って仕事をしていた時と「同等」とは
いかない訳です。
それでも数社だけは取引をしてもらえることになり
家賃の安いアパートの一室を事務所として起業します。
直接取り扱えないメーカーの商品は、「老舗」の会社から
仕入れるという型をとり、一応「顔を立てる」状態で
スタートします。
よし!子供もできるし頑張らないと!
と、思っていた矢先「バブル崩壊」という暗雲が
立ち込めてきます。
それでも一気に状況が悪化することがなかったので
なんとか順調?に進んでいきます。
そして8月、めでたく娘のお父さんになれたわたしは
今まで以上に仕事に没頭します。
起業して1年が過ぎたころ、以前からお世話になっていた
お客さんから「移転前に使っていた工場兼事務所が空くから
よかったら使うか?」と格安の家賃で貸してもらえることに
なります。
それと同時期に「部品の組み立て」の外注先を探しているという
情報もあり、一人では広すぎると思っていたので製造業にも進出
することになります。
「販売」と「製造」と分野の違うことに手を出すことに
諸先輩はあまりいい顔はしなかったのですが、わたしの
勢い?に流されて~って感じで状況を見守ってくれました。
案の定、最初に請け負った仕事は発注数が当初の予定の
3分の1程度しかなく、そのために雇ったパートさんたちの
維持も難しい状況に…。
このまま続けるわけにもいかないし「製造業」の方は
一旦、閉鎖しようと思っていたところに、あるメーカーから
外注のオファーが入ります。
さて、あるメーカーからのオファーが「製造業」を
維持していけるものだったのか…?
次回「起業!そして…」に続きます。